クレーンは「吊れる重さ」だけで選ぶと失敗しやすい建機です。実際の作業半径・設置スペース・アウトリガ条件・法定点検の状態まで含めて判断する必要があります。中古でも安全装置と整備履歴の確認は必須です。
1. 用途別のクレーン選択
| 種類 | 特徴 | 向いている作業 |
|---|---|---|
| ラフテレーンクレーン | 不整地走行と機動性 | 建設現場での揚重全般 |
| オールテレーン | 高能力・長距離移動向き | 大型部材の据付 |
| トラッククレーン | 公道移動しやすい | 搬送+現場揚重 |
| ミニクレーン / カニクレーン | 狭所進入が可能 | 室内・屋上・狭小地 |
2. 購入前に必ず見る仕様
- 定格総荷重:最大吊り能力だけでなく、実作業半径での能力表を確認
- ブーム長さ:必要揚程と作業半径を満たすか
- アウトリガ張出幅:設置スペースに収まるか
- 安全装置:過負荷防止、モーメントリミッター、警報類
3. 中古クレーン点検の重点項目
| 項目 | 確認内容 | リスク |
|---|---|---|
| ワイヤロープ | 素線切れ・錆・摩耗 | 破断リスク |
| 油圧シリンダー | 油漏れ・ロッド傷 | 能力低下・修理費増 |
| 旋回・起伏 | 異音・ガタ・動作遅延 | 精度と安全性に影響 |
| 車体・アウトリガ | 亀裂・変形・油圧漏れ | 転倒リスクに直結 |
| 点検記録 | 年次・月次点検の実施状況 | 法令対応と再販価値 |
4. 輸送・導入時の注意
クレーンは機体重量・寸法が大きいため、搬入経路・公道制限・現場ヤードの養生計画が必要です。購入判断と同時に、輸送方法と初回セットアップもセットで検討してください。
南建機では、中古クレーンの在庫提案に加え、現車確認・全国陸送・買取下取りのご相談もお受けしています。能力表の見方から現場条件のすり合わせまでサポートします。